夏の土用は8月6日まで 東洋医学的に大事な時期

「経絡ヨガ」火曜日を担当しております NEST西葛西のハーディマン智子です。
季節は「大暑」となりました。夏の土用です。丑の日にはうなぎを食べて精をつける風習はあるけれど
それよりも、一年で一番胃腸に気をつけるべき2週間となります。8月6日までを夏土用といって
季節の変わり目、体の変調にも気をつけたい時期なのです。そんな季節的背景から感染症も爆発的に増えちゃうのも
分かる気がする。
照りつける太陽、熱気のある外気と湿気。
つい冷房を強くしたり、冷たいものを飲みたくなりますね。
子供たちも冷たいものが大好き
夏バテになるのはこんな順序で↓↓
むし暑いから汗が乾かない、エアコンや扇風機で汗が冷え、腕や脚の肌が冷えて、その冷えた血液が
お腹に届いて内臓も冷やす
冷たいそうめん、夏野菜サラダ、生魚、冷やしたフルーツなどの食事で余計冷える
シャワーだけでさっと済ますと芯までは温まらない
胃腸が冷え軟便になる、なんとなく出切らない感じ。何度もトイレ。
下腹部が弱くなる
お腹に力が入らないから活動が減り、また冷える、朝方に下痢をする方は相当冷えています。
便秘じゃないからいいやーなんて、いえいえ、下痢も良くありませんよ。
栄養の吸収力も衰えるので、元気が出ない。
夏の冷えは大敵ですよー、代謝が落ちて太りやすくなる。消化器官の働きが衰えると
自律神経系もコントロールが難しくなります。
胃腸を守るためにお腹を温めたり、腹巻したり、
温かい食事をとるように心がけましょう。あったかいお味噌汁は特に良いかな。
どんな健康食品を食べようとも、受け入れる側の体が整っていないと無駄になっちゃう。
まず胃腸を整えることが重要で、
その後に身体に入れる食材を定めていこう。
基本的な身体に良いこと、続けて意識を持っていきましょう
火曜日の経絡ヨガでは、体質に合った養生方法をお伝えすると共に
お灸セルフケアを学んだり、実践したり、ヨガのポーズで経絡の気の流れを整えるなどを
毎週楽しみながら、東洋医学に親しんでいただいております。